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【曽我部キキョウ】苦手は免罪符ではない ~誰かが後始末をしている

人には必ずと言っていいほど

弱点があります。

 

傘を持って出たらほぼ100%

忘れて帰ってくる。

レストランで注文を決めるだけでも

5分はかけてしまうほど決断できない。

 

例を挙げればきりがないぐらいに

小さいけれど「苦手なこと」を

持っているものです。

 

それはある意味個性で

苦手なことがあるから悪い、

ということはありません。

 

特にプライベートでは

そんな小さなことは

「しまった!」や「またか!」ですみます。

 

ところが会社などの共同体にいると

そうとばかりも言っていられません。

 

苦手な部分でミスをすること自体は

誰にでもあることですが、

そこに対する責任を

「苦手だから」で免れるわけにはいきません。

 

最終的には100%で

お客様なり、取引先なりに

渡さなくてはならないのです。

 

飲食店でお水を足してもらうように頼んで、

苦手だからとテーブルをびしょびしょにされたら

寛大なお客さまでも、ため息をつきたくなるでしょう。

 

そんなときにフロアの先輩が

大急ぎでクロスを持ってきて

テーブルを拭いてくれたとします。

 

事後の対応でお店の信用は

何とか保たれます。

 

これが初めての失敗なら

誰もが「気を付けてね」で済ますでしょう。

けれども、もう何回も同じミスをしていたら。

 

失敗をしたときには、

後始末をする人が必ずいます。

何回も同じ失敗をされていれば

いい加減にしてほしいと思うでしょう。

 

さてここで、失敗を繰り返す側の言い分です。

 

苦手なんだよね、で終わる人。

苦手なので、家で練習しているのですが…と

対策を講じていたにも関わらず失敗した人。

 

どちらが信頼できますか。

 

これは、苦手を克服しろという話ではありません。

 

理由はどうあれ、ミスがあると

誰かが必ず補っています。

 

会社組織や共同体だと

同じ人が同じミスをして

同じ人がカバーするということも

珍しくありません。

 

毎回カバーする方は、

次第に疲れてきます。

 

苦手なことが分かっているなら

他人の手を煩わせないよう

対策を取る必要があるのではないでしょうか。

 

社会生活を送るうえでは

責任がつきものです。

ミスをしたら、責任を負わなくてはなりません。

 

そこは、苦手であることと無関係です。

 

もちろん、どれだけ対策をしても

ミスは発生します。

けれども、苦手だから仕方がないと言って

後始末を誰かに任せ続けていいことにはなりません。

 

テーブルに水をこぼしたときに

クロスを持ってきてくれる先輩は

いつまでもいるとは限らないのです。

 

 

※過去の記事はこちらでご覧いただけます。

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